事業化構想

グラウンドから、
そのまま全国へ。

少年野球のライブ配信を、地域の仕組みにする

株式会社グローバルワーク × 株式会社お星さま
2026年9月17日 実験地:宮城県登米市
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なにを作るか

登米友球ジュニアの公式戦を、5台のカメラと、実況と解説つきで、YouTubeライブに流す。 来られなかったお父さん、遠くのおじいちゃん、転勤先のお母さんが、その場にいるように観られる。

ただの記録との違いは、二つ

  • 主審の目線が入る。プロ中継が絶対に持てない画です。ここだけは、資本では買えません
  • 声が入る。実況と解説が乗った瞬間、定点の記録が「中継」になります
野球で型ができたら、次は剣道。和彦先生の系統で広げられます。 つまりこれは野球の話ではなく、地域スポーツを配信する型を作る話です。
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どう稼ぐか

いますぐ立つもの

  • 地元企業の協賛 試合ごとにスポンサーを募る形(ロッテが Marines Watch Party でやっている形と同じ)。登米の工務店・自動車屋・飲食店。1試合3〜5万円。画面に社名が出て、実況が読み上げ、アーカイブに残り続ける。地方紙の広告より安く、長く残ります
  • 他チームからの受託 「うちも配信したい」に応える

育てるもの

  • アーカイブの切り出し わが子の打席だけを渡す。卒団の記念映像
  • 選手の記録として 高校の指導者が観る。進路の資料になる
  • 剣道・他競技へ 和彦先生の系統で広がる
本命は、機材貸しではありません。 人と機材を貸す商売は、体が一つしかないので伸びません。売るのは「地域スポーツを配信する型」。 登米で回して見せ、他の市町村へ渡す。剣道が次に控えていることが、その証明になります。
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役割

グローバルワークお星さま
現場カメラ・人手・チーム調整
仕組み配信基盤・YouTube運用
アーカイブ・協賛の受け皿
営業地元企業社長の人脈パッケージ化
他地域への展開
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5カメの配置

CAMERA POSITION
CAM 1バックネット裏・高め 試合の基本画(投手〜打者〜内野)
CAM 2一塁側 打者・一塁のクロスプレー
CAM 3三塁側 三塁・本塁のクロスプレー
CAM 4主審の頭・胸(GoPro) この事業のいちばんの武器
CAM 5ベンチ・引きの全景 間、雰囲気、スコアボード
球場配置図 カメラ5台・実況解説席・配信卓(OBS)・電源
一塁ベンチ 三塁ベンチ 1 2 3 4 5 バックネット裏・高め 一塁側 三塁側 主審(GoPro) 引きの全景 実況・解説席マイク2本+ミキサー 配信卓(OBS)ATEM+PC+LiveU 電源
カメラ(有線または無線伝送) 主審の GoPro 映像の流れ

GoProは伝送機を積まず、現地Wi-Fiで受けるか有線給電が安定します。

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実況と、解説

音のない映像は、記録で終わります。人の声が乗って、はじめて中継になる。
  • 解説 ── 和彦先生。元中学校長・体育・剣道の重鎮。「いまのバント、なぜあそこに転がしたか」を語れる人がいるかどうかで、番組の格が変わります。野球のあと剣道へ渡るときも、同じ声が続きます
  • 実況 ── 樹さん、または地元の若手。選手の名前を呼べる人であることが、プロのアナウンサーより大事です。将来は高校の放送部に任せる手もあります
  • 席はバックネット裏。カメラ1の隣に2人。ヘッドセット型のマイクでハウリングを避け、小型ミキサーでまとめてスイッチャーへ送ります

声が入ると、何が変わるか

背番号しか分からない子に、名前と物語がつきます。「6年生、最後の夏です」の一言で、画面の向こうの祖父母が泣く。 協賛してくれた地元企業の名前を、自然に読み上げられるのも、声があるからです。
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スタッフ手配表

最低6人。慣れるまでは予備1人を足して7人が安全です。カメラは固定できるので、動かすのは1と2だけでも成立します。

持ち場やること
配信卓(OBS)バックネット裏1画の切り替え、音量、配信の開始と終了。止まったら真っ先に気づく人。いちばん経験が要る持ち場
CAM1バックネット裏・高め1試合の基本画。投手から打者、打球を追う。ここが撮れていれば試合は成立する
CAM2一塁側1打者と一塁。走者が出たら一塁ベースを切らさない
CAM3三塁側1三塁と本塁。得点の瞬間はここ
実況実況席1選手の名前を呼ぶ。協賛企業を読み上げる。樹さん、または地元の若手
解説実況席1和彦先生。いまのプレーの意味を語る
スコア入力ベンチ脇0.5スマホでBSOと得点を入れるだけ。保護者1人で務まります。実況と兼任も可
遊軍全体1ケーブル、バッテリー交換、来客対応。慣れるまでは必ず置く

CAM4・CAM5は無人

主審のGoProとベンチの引きは置きっぱなしです。人はつきません。バッテリーと録画の残量だけ、イニングの合間に遊軍が見ます。
先に決めておくこと
止まったとき、誰が判断するか。配信卓の人です。現場で相談を始めると復旧が遅れます。 「落ちたら配信卓の判断で一度切って立て直す」と決めて、全員に伝えておく。
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機材

スポーツライブ中継・回線強化セット
スポーツライブ中継・撮影・回線強化セット(LiveU Soloセット)|出典:パンダスタジオ・レンタル
LiveU Solo 本体とアンテナ
LiveU Solo 一式
現場での使用イメージ
屋外での運用
もの目安
スポーツ中継セットカメラ・LiveU Solo・周辺一式/パンダスタジオ39,215円/日
3日以上 26,147円・7日以上 18,348円
LiveU Solo Plus 単体4回線ボンディング・店頭受取の1日レンタル10,000円/日
キャンペーン時 7,000円
ワイヤレス伝送Hollyland Mars 300 Pro(購入)66,000円
同 上位Mars 400s Pro/COSMO C1(300m・遅延40ms)9万円台〜
スイッチャーATEM Mini Extreme(HDMI 8入力)+ OBS購入
GoPro・マイク2本・小型ミキサー・ポータブル電源手持ち+買い足し

レンタルで1試合そろえる(バラ借り)

カメラ・三脚・スイッチャーが手持ちにある前提。足りないものだけ借りる形です。

借りるもの1日
LiveU Solo Plus4回線ボンディング・店頭受取10,000円
Hollyland COSMO C1 ×2HDMI/SDI 無線伝送・300m・技適/CAM2・CAM3用12,408円
6,204円×2
ワイヤレスインカム 4人用Solidcom C1-4S/配信卓とカメラの連絡5,698円
1試合あたり28,106円
インカムを外さないでください。5台のカメラと配信卓が声でつながっていないと、「いま誰を抜いているか」が分からず、画が破綻します。地味ですが、ここが効きます。

まるごと借りる(セット)

スポーツ中継・回線強化セットカメラ・LiveU・周辺一式39,215円/日
3日以上26,147円/日
7日以上18,348円/日

大会で3日続けて使うなら、セットのほうが安くなります。単発の練習試合はバラ借りが得です。

買うか、借りるか

買う場合価格
LiveU Solo Plus 本体+1年ライセンスパンダスタジオ/通常459,800円437,800円
2年目以降の年間ライセンスボンディングは年額が続きます88,000円/年
Hollyland COSMO C1 ×2約170,000円
85,100〜93,610円×2
ワイヤレスインカム 4人用Solidcom C1-4S約60,000円
初期投資(上記のみ)約668,000円

※ カメラ・三脚・ATEM・GoPro・ポータブル電源は別。SIMの通信費(4回線)も別に月々かかります。

損益分岐点

借りるバラ借り1試合28,106円
買う初期投資約668,000円
分岐点668,000 ÷ 28,10624試合
年24試合を超えるなら買う。下回るなら借りる。 月2試合のペースで、ちょうど1年です。

ただし、いちばん重い機械は分けて考える

LiveU Solo Plus だけで見ると
借りる10,000円/日
買う(初年度)437,800円
初年度の分岐点44試合
2年目以降ライセンス88,000円/年だけ9試合で元が取れる

買った翌年から、急に強くなります。1年目を乗り切れるかどうかが判断の分かれ目です。

結論
初年度はレンタルで回す。年10試合を超えた時点で、LiveUだけ先に買う。 伝送機とインカムは、試合数が年24を超えてから。
機械を買うと「使わないともったいない」が判断を歪めます。試合を増やす理由は、機材ではなく需要であるべきです。
まず借りる。5カメ一式を買えば100万円を超えますが、レンタルなら1試合数万円で試せます。 「配信できる」「人が集まる」を確かめてから買う。順番を逆にしない。
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回線 ── ここが生命線

グラウンドに光回線はありません。スマホのテザリング1本では、いい場面で必ず止まります。 複数のキャリアのSIMを束ねる(ボンディング)以外に、屋外で安定させる方法はありません。
LiveU Solo は、2〜4本のLTE回線とWi-Fi・LANを束ねて、1080pを安定して送り出します。
実験でまずやること
試合の前に、同じグラウンドで通信テスト。ドコモ・au・ソフトバンク・楽天のどれが立つかを実測します。 机の上で決めず、その河川敷で測る。ここを飛ばすと本番で落ちます。
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画づくり(OBS)

スコアボード・BSOカウント・打順は、ブラウザソースを1本貼るだけで出せます。作り込む必要はありません。
  • yakyuu 日本語対応の無料オーバーレイ。スコアボード・BSO・打順カード・演出まで入っています
  • KeepTheScore スマホから操作できる。プラグイン不要でOBSに貼るだけ
  • BSOちゃん ブラウザで動く無料のカウンター
スコア係は、ベンチ脇でスマホ1台あれば務まります。おかあさん1人で回せるのが、この構成の良いところです。
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先に通すこと

この事業の急所
配信していいかを決めるのは、チームではなく大会主催者(連盟)です。 プロ野球はNPBが撮影・配信を規程で禁じています。少年野球も、日本少年野球連盟が選手権の全試合を自前で配信している=連盟が配信権を持つ前提で動いています。
機材を揃えても、ここが通らなければ1試合も出せません。
  • ①主催者(地区連盟)の承諾 いちばん先に取る
  • ②相手チームの承諾 映るのは自分のチームだけではありません
  • ③保護者の同意 両チームぶん。肖像権。書面で残す
和彦先生が顧問格でいることが、この事業のいちばんの資産です。機材は金で買えますが、連盟を通す信用は買えません。
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実行計画

いきなり本番をやらない。練習試合で一度、通しで失敗しておく。そこで出た穴を塞いでから公式戦に臨みます。

第1段階 机の上(いま〜承諾が下りるまで)

A承諾の3点セット連盟・相手チーム・保護者。同意書の文面はこちらで用意します
B練習試合の日を1つ押さえる相手は気心の知れたチーム。失敗していい場を作る
CYouTubeチャンネルを作るライブ配信の有効化に24時間かかります。前日に慌てないよう先に済ませる
D役割を決めるカメラ3・スイッチャー1・実況1・解説1・スコア1=最低6人

第2段階 現地の下見(練習試合の1週間前)

A通信テスト各キャリアの電波を実測。上り速度を時間帯を変えて2回
Bカメラ位置の確認三脚が置けるか。伝送の距離は届くか。逆光の時間帯はいつか
C電源とケーブルの経路子どもが走る場所にケーブルを這わせない。養生テープは必需品
D実況席をどこに置くかバックネット裏。雨よけのテントが要るか

第3段階 練習試合でリハーサル

当日の流れ
-3h機材の搬入と組み立て初回は必ず押します。3時間見ておく
-2hカメラ設置・伝送のペアリング・音の確認マイクのハウリングはここで潰す
-1h限定公開でテスト配信を30分関係者のスマホで実際に観る。遅延・音量・画質を確認
-30m実況と解説のリハ選手名の読み合わせ。協賛の読み上げ位置を決める
0試合開始 通しで配信止まってもいい。どこで止まるかを知るための日
+その場で振り返り忘れないうちに。全員で15分
この日に見るのは「絵が出たか」ではありません。 どこで止まったか、誰の手が足りなかったか、何分押したか。失敗の在処を持ち帰る日です。

第4段階 穴を塞ぐ(練習試合から本番まで)

  • 止まった原因を1つずつ 回線か、電源か、伝送の距離か
  • 人が足りなかった持ち場を補う 兼任させた場所が必ず出ます
  • 協賛のかたちを決める リハの画面を見せれば、地元企業に話が通しやすくなります
  • 段取りを紙1枚に 当日、誰が何時に何をするか。口伝えにしない

第5段階 公式戦・本番

前日機材の受け取りと充電レンタルは前日着で手配。全バッテリーを満充電
-3h搬入・設営リハで測った時間どおりに動く
-1hテスト配信限定公開で15分。ここで落ちたら原因を潰してから公開に切り替える
-15m公開に切り替え・告知チームのLINEと保護者へURLを流す
0本番
翌日アーカイブを整えて配る見どころを切り出す。協賛企業へ結果を報告する
数字で見る
本番のあと、次の3つを測ります。ここが次の投資判断になります。
同時視聴の最大人数/平均の滞在時間/保護者の声。 観てくれた人が10人でも、その10人が最後まで観ていたなら、この事業は立ちます。
機材写真:パンダスタジオ・レンタル公式サイトより(検討用)。価格は2026年9月時点の掲載値。